地元の企業に転職する「Uターン転職」や、慣れ親しんんだ地元の近くの中都市の企業に転職する「Jターン転職」をする人が増えていますが、「Iターン転職」をする人も近年増えています。
Iターン転職は、都市部で生まれ育った人が地方へ移住して働きながら生活をする転職スタイルです。
当然ながら都市部よりも不便さはありますが、自然の多さや人々の温かさなど、幸福に暮らせる可能性が高まると考えられています。
この記事では、そんな「幸福度が上がるおすすめのIターン転職移住先」について解説していきたいと思います。
Iターン転職の選択肢は無限大
Uターン転職やJターン転職と違い、Iターン転職はどの地域に移住しても問題ありません。
あまりにも人口の少ない地域だと、転職先がない可能性が高いので難しいですが、車で30分以内くらいの場所に人口20万人以上の中規模な都市があれば、職種にこだわらなければ転職できる可能性は高いと言えます。
旅行などに行った際にその土地の良さを実感し、長らく憧れを抱いていた地域に移住するのも良いですし、マリンスポーツやアウトドアなど趣味を存分に楽しめる地域に移住するのも「あり」でしょう。
「この職種でなければならない」といったこだわりがあれば、転職先の確保が優先となりますが、「最悪は異業種でもOK」といったスタンスであれば、選択肢は無限大だと言えるでしょう。
おすすめのIターン転職移住先
それでは、ここからはおすすめのIターン転職移住先を挙げていきましょう。
①広島県
広島県の大きな特徴として、都市機能が狭いエリアに集中しているといった点が挙げられます。
どの地域でも、都市部まで30分~1時間程度で行けて、海や山などの自然もたくさんあります。
広島全体では約275万人の人口で、広島市は約120万人、福山市は約45万人などであれば転職先の確保も難しくはないでしょう。
残念ながら呉市に関しては、日本製鉄の工場閉鎖に伴い求人数がかなり減っているので、転職は難しくなっています。
Iターン転職者に非常に人気のある地域となっています。
②新潟県
新潟県は、スキーやスノーボードといった趣味を持っている人には最高の地域であると言えます。
お米が有名なだけあって田園風景がいたるところに広がっていますし、日本海に面しているため、海水浴や釣りなども楽しめます。
仕事に関しても、新潟市は人口が約77万人もいて、約26万人の長岡市、約18万人の上越市など、中規模の都市部が複数あるため、転職もそれほど難しくはないでしょう。
空港もあるので、全国各地への移動もスムーズですし、東京にも新幹線で2時間程度で行くことが可能です。
③福岡県
福岡県は、移住者が非常に多い地域であるため、Iターン転職しやすいといった特徴があります。
教育に関しても充実しているため、子育て世帯が思い切ってIターン転職するのにも向いているかもしれません。
地元の人たちも、移住者を受け入れるスタンスで接してくれるため、問題なく生活に馴染むことができることでしょう。
転職先については、かなり選択肢が多いと言えます。
北九州市が約92万人の人口、福岡市が約163万人の人口となっていて、久留米市も約30万人と多くの企業があるため、希望に近い求人を見つけることができるはずです。
④北海道
北海道は、最も大きな面積を持つ都道府県であり、農業や林業、漁業が盛んな地域や札幌市など日本有数の都市部を持つなど、様々な顔を持っています。
「自然に囲まれて暮らしたい」と考えるならば、札幌市や旭川市、函館市といった都市部から少し離れれば実現可能です。
転職先を探す際も、約196万人の人口を誇る札幌市と約32万人の旭川市、約25万人の函館市などがあるため、その都市部圏内に住むのであれば仕事も見つけやすいでしょう。
15万人規模の中都市も、苫小牧市や帯広市、釧路市などがあるため、Iターン転職の選択肢として考えられるでしょう。
⑤香川県
香川県は、四国の中で2位の人口を誇る高松市(約41万人)があり、自然豊かで温暖な気候が魅力です。
病院も多く、高松市には繁華街も多いため、30分圏内に住めば不便することもないでしょう。
養殖業が盛んなので、魚が新鮮でおいしいというのも大きな魅力です。
その他の市は人口10万人以下の所がほとんどですが、県自体が小さいため、高松市で働き30分以内の場所に住むといった形がベストであると言えるでしょう。
まとめ
今回は、「おすすめのIターン転職移住先」について解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
ここで挙げたおすすめのIターン転職移住先以外にも、まだまだ魅力的な地域はあります。
本気でIターン転職を検討している人は、ぜひ1度真剣に移住先候補を調べてみてはいかがでしょうか?
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